<   2007年 06月 ( 12 )   > この月の画像一覧

Aglio...大蒜

今年もこの時期がやってきました。

契約農家から送られてきた、新ニンニク
一年に一回しか出回らない、ちょっと変わったニンニクです。

a0084885_1843224.jpg

見た目は普通のニンニクに見えますが・・・・

a0084885_18435226.jpg

一皮剥けば、きれいな紫色

a0084885_1845064.jpg

ピカピカ光っています。

a0084885_18452582.jpg

さらに薄皮を剥いても、紫色

a0084885_1846087.jpg

最後に一皮・・・やっとこ登場です。
中身は真っ白で、ツヤツヤ。

新ニンニクは乾燥処理を行わない、掘りたての生ニンニクです。
臭いの元はアリシンという成分。
血栓ができるのを防いだり、血糖値やコレステロール値を下げる働きをします。

皮の紫色は抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種であるアントシアニン
アントシアニンはこのブログで何度も登場していますが、
イチゴ・クランベリーのようなベリー系や黒米、紫芋にも含まれています。

ニンニクはキャベツ同様ガン予防効果が高い野菜の一つです。

ぺペロンチーノをはじめ、イタリア料理では欠かせない食材であり、当店では細かく刻んで
オイル浸けで保存しています。前菜からメイン料理まで、全ての料理に幅広く使えます。

家庭でもニンニクを刻んでオイル浸けをしておけば、色々と役立ちますよ。
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-28 18:59

Patata dolce...サツマイモ

ルバーブと赤シソのパンナコッタに続き、野菜のドルチェの第二弾!!
鳴門金時と黒糖のクレーム・ブリュレが完成しました。

前回のアンデス・レッドに色、形が似ていますが・・・
これが鳴門金時。新芋が出始めました。
a0084885_17241224.jpg


とても綺麗な紅色です。さすがは鳴門金時

金時の名の由来はご存知でしょうか?
平安時代の武将「坂田金時」
幼名はあの有名な「金太郎」です。足柄山出身で全身が赤く、怪力の持ち主。
そこから赤いものの代名詞は「金時」と呼ばれるようになりました。

名の由来について、調べてみると色々とわかってきます。おもしろいですね。

そして、この鳴門金時を蒸して、以前紹介した黒糖のブリュレに入れました。
a0084885_16521520.jpg

これが蒸した後の断面です。おいしい旨みがたっぷりと詰まってます。

a0084885_1733396.jpg

表面にブラウンシュガーをのせ、バーナーであぶります。

a0084885_1734406.jpg

パリッパリッの表面を破ると中から鳴門金時が出てきます。
まるでスイートポテトのような感じに仕上がりました。

サツマイモはビタミンC・食物繊維が豊富な美容と健康に最適な野菜です。

まだまだ、これからも野菜を使ったドルチェを考えていきます。
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-25 17:46

Patata...アンデス・レッド

今回の食材はジャガイモ。
しかし、普通のジャガイモではありません。

皮が赤いジャガイモ・・・アンデス・レッド
a0084885_1792653.jpg

ジャガイモの故郷は南米のアンデス山脈標高3000~4000mの高地
日本へは17世紀にやってきました。

名前の由来は、その時インドネシアのジャガタラ(現ジャカルタ)経由で持ち込まれた為
「ジャガタライモ」略してジャガイモになったといわれています。

アンデス・レッドの皮の赤紫色は、すぐれた抗酸化物質として知られるアントシアニン
実の濃い黄色はカロテンで、白肉種のジャガイモの約4倍もあり、栄養が豊富。

a0084885_17145665.jpg

蒸して半分に割って見ると、この黄色さ!!
味が濃厚でとっても美味しい。
煮崩れしやすいという特徴があるので、すぐに火が通ります。

a0084885_1718717.jpg

Pizza patata....
アンデス・レッドとサルシッチャのピッツァ


アンデス・レッドは皮ごと櫛型に切り、3種のサルシッチャ・ブロッコリー・コーンを入れ
ピッツァを焼き上げました。

a0084885_17232469.jpg

薄いパリッとした生地にホクホクのアンデス・レッドがよく合います。

このアンデス・レッドも契約農家から送られてくる野菜です。
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-22 17:29

Originale...ユニークな・・・

スーパーで面白いものを発見!!

一見、普通のナスに見えますが・・・
a0084885_1624252.jpg


上から見ると・・・
a0084885_1625195.jpg


正面からでは・・・
a0084885_16261939.jpg


お分かりのようにヘタで二本がくっついちゃってます
袋を開ける前に何かおかしいと思い、開けてびっくり!!
なかにはこんな野菜もできてしまうんですね。

もう一つ、ユニークなネーミングを発見!!
a0084885_16291060.jpg

えりんこって書かれてます。

面白いネーミングのエリンギ
誰が考えて付けたんだろうって思うと笑いが込み上げてきました。

a0084885_16321516.jpg

中身はミニエリンギでした。
エリンギまでもミニ化されてきているのですね。

ちょっと、珍しかったのでブログに載せてみました。
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-21 16:36

Melone...赤肉メロン

梅雨だというのにあまり雨も降らないですけれど、野菜は夏の顔がそろってきました。

夏の野菜といえばトマト・ナス・冬瓜・カボチャ・シシトウ等たくさんありますが、
今日、紹介するのは「果実的野菜」に分類されるもの・・・・
赤肉メロンです。
a0084885_829165.jpg


果実的野菜とはベジタブル&フルーツマイスターの授業で習ったんですが
果実的側面を持つ野菜を意味します。例えば他にイチゴやスイカが挙げられます。

ネットメロンではマスクメロン・アンデスメロン・夕張メロン
ネット無しのメロンではプリンスメロン・ハネデューメロンがあります。

なかでも私が大好きなのは赤肉メロンです。
普通の緑色のメロンではアンティパストとして面白くないので、何年か前からこの赤肉メロン
使っています。

クインシー赤肉メロン
 
 赤肉メロンを代表する品種。
 カロチン・ビタミンCが豊富で、肉体疲労・神経疲労に作用する余分な塩分を
 体外に排出するカリウム・食物繊維も豊富に含まれています。

 なんとカロチンはカボチャの3倍も含まれているのです。
 緑黄色野菜を代表するカボチャよりもカロチンが多く含まれているなんて驚きです。
 この赤肉にその秘密が隠されているのでしょう。

そして、この赤肉メロンを使った夏の定番アンティパストと言えば・・・
Prosciutto e melone(赤肉メロンと生ハム)
a0084885_83847100.jpg


赤肉メロンを適当な大きさに切り分け、EXバージンオリーブオイルとブラックペッパーを
かけるだけで完成。他は要りません。

どうでしょう。緑色のメロンよりも料理が華やかになります。
みなさんにもオススメします。
家庭でも簡単に盛り付けられ、そして豪華に、そして栄養たっぷり!!

友人・知人を招いたときのアンティパストにいかがでしょうか。
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-19 08:49

Siso...シソ

撮影用に送っていただいた野菜の中にまたまた珍しい野菜がありました。

a0084885_1634537.jpg

普通のシソに見えますが・・・・

a0084885_16355222.jpg

裏を見てびっくり!!
紫色をしているんです。表は緑色、裏は紫色のシソ。
肉厚で独特の香気があります。
その名前を芳香うらしそと言います。

芳香うらしそ
 シソ科シソ属
 ビタミンB1、B2、B6、C、E、K、ナイアシン、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛。
 人体に必要な成分がほとんど含まれている体にとっても良い野菜です。

 香り成分はベリルアルテヒド(シソアルテヒド)と呼ばれ、強い殺菌・抗菌作用があるので、
 刺身のつまとして使われ、食中毒予防、食欲増進の作用もあります。

ここでシソの名前の由来ですが、中国の三国時代に一人の少年が蟹を食べて食中毒に
かかり、旅の名医が置いていった葉を与えたところ命が蘇った。
その葉を紫蘇と名づけ毒消しに重用したと言われています。

だから、紫蘇という漢字から分かるように本来の種は赤シソで青シソはその変種。

最後にパスタを作りました。
a0084885_16533022.jpg


Spaghettini alle vongole bianco
芳香うらしそ・黄色ズッキーニ・ニンニクの芽を散りばめたヴォンゴレ・ビアンコ。
糸唐辛子をムール貝の周りに。
シソ系はやっぱり白ワインベースのパスタが一番合います。
シソのいい香りが白ワインとまざり、食欲がでてきます。

みなさんも一度試してみてください。
 
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-15 17:01

Programma televisivo...テレビ番組の撮影

今週、金曜日の夜9時から奈良テレビ放送で”気になる時間”という番組に出演の為、
撮影が行われました。

この番組出演のきっかけを作ってくれたのが、この野菜です。
a0084885_10151417.jpg


そう、一本の大きな黄色いズッキーニ
ちょうど3年前にスーパーの地野菜コーナーで見つけ、くぎ付けに。
これよりも大きく、初めて目にした時は衝撃が走りました。
早速、生産者の名前と住所が書かれていたので、手紙を書きました。
それがきっかけで五條の農家とお付き合いさせていただくこととなりました。

ここからちょっと撮影風景を・・・
a0084885_10185883.jpg

a0084885_10203448.jpg

a0084885_102257.jpg

a0084885_10222853.jpg

a0084885_10231173.jpg

a0084885_10254062.jpg


そして、新作ドルチェができました。
ルバーブと赤シソのパンナコッタ
a0084885_102812100.jpg

ルバーブジャムのパンナコッタに赤シソジュースのジュレを流しこみました。
五條産の野菜だけを使い、飾りには自家製パイナップルミントと金魚草を添えました。

初めて撮影用にお出し、とても感動してくださいました!!写メールまで撮っていただきました。
この瞬間が料理人としてたまらないひと時です。

野菜のソムリエとしてこれからは、野菜だけを使った、野菜らしくないドルチェ
考案していこうと思います。

今回、お声をかけていただいた奈良テレビ放送の辻さん、レポーターの岩井さん、
そして撮影スタッフの方々、本当にありがとうございました。
つくづく野菜ソムリエの資格を採って、またそれを活かした料理を作ってきて
本当によかったと感じました。

このブログを見てコメントをくださる方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。

スローフード奈良にも入会し、また、この秋フードコーディネーターの資格試験を受けます。
さらに活動の場を広げていき、これからも野菜のソムリエとして野菜・料理の素晴らしさを
伝えていきます。
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-12 10:40

Piantina...トマトの苗

先日、レッドアーリーでお邪魔した農家のおばさんに帰り際に珍しいものをいただきました。

それはこれ・・・・
a0084885_16222072.jpg

a0084885_1623494.jpg

分かりますか?根元に近い部分に注目!!

そうです、接ぎ木をしているんです。
トマトは連作ができない野菜です。この接ぎ木をすることにより、同じ所で育てられるのです。

しかし、何の植物に挿してるのか分からないそうです。残念。
これを作られた業者さんはどんな技術で接ぎ木しているんでしょうね。

a0084885_16303329.jpg

もう一ついただいたミニトマトの苗と比較すると・・・
違いがよく分かります。

a0084885_16321289.jpg

接ぎ木のトマトにはもう、花が咲いていました。
黄色いかわいい花。トマトやナスの花は下を向いています
それは、花粉が風に吹かれてゆれ落ち、下で受粉する為だと野菜ソムリエの授業で
習いました。なるほど・・・

a0084885_16365982.jpg

まだ青い小さいトマトができました。これは自分で買ったイエローミニトマト。
はやく、お店に出したいです。去年はオレンジ、イエロー、レッドと三色作りました。
意外と簡単に出来て、たくさん収穫しました。カメムシとの戦いですが・・・

私はコンパニオンプランツ
としてローズマリーの傍に植えました。
カメムシ等の害虫が来ないようにと・・・大丈夫かな?

コンパニオンプランツとは共栄作物、一緒に育てると互いに影響を与え合う植物のこと。
病害虫を防いでくれたり、作物の味を良くする組み合わせもあります。
トマトには普通はバジルなんですが、ローズマリーでも効きそうなので試してみました。

今年も出来たミニトマトを使って冷製のカッペリーニをメニューにします。
前回載せたバジルと組み合わされば最高のパスタになります。

ミニトマトはプランターでも育てることが出来ますし、収穫することの喜びをみなさんに
味わっていただきたい
と思います。ハーブでも野菜でも手間隙と愛情を注ぎ、
成長していく姿を見るとうれしくなります。そして、知らなかったことも分かってくるのです。

是非とも野菜を育ててみては・・・
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-09 17:03

Caponata...カポナータ

今日は簡単にできる野菜たっぷりの料理をレシピ付きでご紹介します。

その料理はCaponata...カポナータです。フランスのラタトゥイユです。
a0084885_19255895.jpg


~材料~
4~5人前
*ズッキーニ  1本
*玉葱     中1玉
*赤パプリカ  1/2ヶ
*黄パプリカ  1/2ヶ
*人参     小1本・・・あれば橙パプリカ
*セロリ     1本
*ニンニク    2片・・・みじん切り
*ローリエ    2枚
*ホールトマト(400g)  1缶・・・少し大きめに刻む
*バジル・オレガノ(ドライ)  少々
*サラダorオリーブオイル  適量
*塩・ブラックペッパー     適量

a0084885_19284687.jpg

全ての材料を約1cm角に切ります。

a0084885_19303062.jpg

個人的にパプリカが大好きなのでアップにしてみました。ピカピカです。

a0084885_19314635.jpg

鍋にオイルをひき、炒める順番は
まず玉葱→人参→セロリ→ズッキーニ→パプリカ→ニンニク(鍋の端でキツネ色に)
ここで塩・コショウをして下味をつけ、ローリエを入れる。
これだけの野菜を入れれば彩りもきれいになり、栄養もバッチリです!!

しばらく炒めてから、少し大きめに刻んだホールトマトを入れ、さらに煮込む。
最後にバジル・オレガノを入れ、隠し味にトマトケチャップを少量。
当店では自家製トマトソースも入れています。

a0084885_19432931.jpg

これが完成したカポナータです。

a0084885_19453258.jpg

モッツァレラ・ディ・バッカとこのカポナータを組み合わせれば
Spaghettini al crudaioro....
スパッゲッティーニ・クルダイオーロ
になります。

モッツァレラにはVacca(バッカ)乳牛Bufala(ブファーラ)水牛の2種類があります。

作り方は私がよく遊びにいくcookery-worldさんのblog
に詳しく書かれていました。

カポナータは簡単に作れて、しかも野菜を一度に多く採れ、栄養たっぷりです。
多くできそうであれば小分けして冷凍してください。
バケットにのせてチーズをかけトースターで焼いたり、魚料理のソースとしても美味しいですよ。

一度お試し下さい。












     
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-07 20:01

Basilico...バジリコ

だんだんと暑くなってきて、バジリコが成長してきました!!
先月、苗を買ってきて植えていました。すでに虫食いがチラホラと・・・。ちぇっ、虫のヤツ。

a0084885_16185398.jpg

原産地 インド・熱帯アジア
科名 シソ科メボウキ属の一年草
和名 メボウキ
英名 バジル

バジリコの種子を水に浸けるとグルコマンナンが含まれる為、ゼリー状になり、
目のゴミを取るのに使われていたのでメボウキと古くは呼ばれていました。
バジルは毒を消すという意味。
バジリコにはカルシウム・ビタミンA(カロチン)、ビタミンkが含まれていて、
ハーブにも栄養が詰まってます。

プリップリッとした葉がたまらなくカワイイ。匂いも最高です。
これから、夏にかけ日に日にすくすくと成長していきます。
去年はダークオパールバジルシナモンバジルを育てました。

a0084885_16292490.jpg

ここでバジリコを使った料理の定番といえば・・・
Insalata Caprese(インサラータ・カプレーゼ)
ここではフルーツトマトを使用しています。

a0084885_16323363.jpg

さらにアップしました。EXバージンオリーブオイル、ブラックペッパー、ピンクソルトをかけ、
バジリコを添えたら完成!!おいしそうに写せました。

これから梅雨を迎え、暑くなっていきますがバジリコのおいしい季節でもあります。
冷製のカッペリーニももうすぐ登場します。もちろんバジリコも入ります。お楽しみに。

次回はこのモッツァレラを使ったパスタを紹介します。
好評のレシピ付きで・・・。

野菜嫌いでも好きになれる、野菜たっぷりの料理です。
[PR]
by tadanori-11 | 2007-06-05 16:48